新年明けてから初めての投稿である
随分遅いですが、今年もよろしくお願いします。
昨年も最終が10月の最初の方という事で、かなり時間が空いている。
で、その空いている理由は・・・どちらかと言うと良い傾向かな?
ようやく焦っても仕方ないという感じが基本的な感じで思えるようになってきたって言う事と、ここで色々吐き出せているお陰で、気持ちも多少軽い時が増えたからだと思う。
まぁ少し忙しかったのもあるが、昨年9月までが超忙しかったので、それと比べると問題にならない。
前述の理由が大きいな。
で、久しぶりの投稿、ちょっと気になったというか、状況が変わると物事への見方が変わるんだなぁという話。
『不登校が急増』という記事を見た
不登校が増えているという事実は学校関係者でも無いので肌で感じることは少ないけども、自分達が学生だった時代と比べると、なんとなく増えているんだろうなぁという事はわかる。
中では通常学校を卒業した後に迎える「社会へ出る」という事を幼少期にしてしまって学校へ行く時間が作れないといった比較的ポジティブなものも昔と比べると随分増えているようにも思う。
さて、一旦この『不登校』が“問題”だったり、“ネガティブ”だったりという事にする。
そうすると、“平常”に戻した方が良いという意識が芽生えるんだろうな。
記事には、最近の時世、特にコロナを原因として増えているとされていた。
うん、そうかもしれない。
ただ、まぁその前でも一定数不登校はあったよね?
別の見解では、やはりコロナ以前でも毎年その数字は更新されてきていたので、コロナが原因とは言えないという見解。
そうそう。
ただ、ここ2〜3年の伸び率が多いのであればコロナも一定原因とできるかもしれないな。
まずこの話自体数字を元にした話なので『誰得?』と思う人もいると思うが、こういう議論は起きがちだ。
で、次にはそもそも学校制度が徐々に現実と合わなくなってきているのが根底に有って、それがここへきて大きく顔を出してきたのが今の事象で、コロナかどうかは問題じゃない、とする意見。
前述の二つよりはかなり俯瞰から見た話だ。
現象に対しての原因解析は正解か
最近、偶然数年ぶりの知人と顔を合わせた。
その知人は幼児や児童などの教育に携わっている。
LINEなどでは頻繁にやり取りをしているが、顔を合わすのは数年ぶりだ。
で、LINEや電話でも少し娘の話はしていたので、そういう話題に。
そこでも話は“原因”の方向へ進む。
僕も職業柄、現象に対して原因を解析するみたいな思考の傾向が強いので、そちらに行くし、そういうのが正しい思考だと疑ったことがない。
ただ、話を聞いていて思ったことがある。
『違うんやな・・・原因が知りたいわけじゃない・・・今後、どうするのが良いのかって話の方が聞きたいんよね』
ってこと。
これ、当事者やその近親者ならすごく当たり前なんだろうけど、そうでないと一般的には前述した感じの議論へ展開されるのが普通だと思う。
相手はどの規模の話を求めているのか?
原因の究明は大事、破綻している制度の見直しも大事。
でもそれは現象や国、時代をマクロに見た時の話で、当事者はミクロの住人。
ミクロの住人やその近親者にマクロな話をしても
『はぁ・・・で?』
となってしまう。
インテリアで困っている住人にエクステリアデザインを説くみたいな感じかな?
僕もコンサル的な話をする時にはマクロな話をする。
まぁ対象がほぼ経営者なので、それはそれで正解だと思うので良かったなと感じているが、今回のことで改めて受け手の立場に合わせた話の構成が必要だなと感じた。
ミクロの住人だとしてもマクロな話が不必要かと言われるとそんな事はない。
ただ、マクロな話だけで終わるから『はぁ・・・で?』となってしまう。
マクロな話や思考の結果、ミクロな話に誘導して次の一歩を出させる後押しができるようにするのが大切という事かな。
自分やれいなの悩みとはあんまり関係ないかもしれないけど、ちょっと勉強になったので備忘録も兼ねて残しておく
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